一時滞在施設は帰宅が可能になるまで待機する場所がない帰宅困難者を一時的に受け入れる施設です。帰宅困難者とは通学・通勤など、外出先で突然の災害に見舞われ、各交通機関が麻痺したことにより、自宅へ帰ることが困難になった方々のことを言います。一時滞在施設では、一時休憩場所やトイレ等、また飲料や食料といった備蓄物資の提供も行っています。

練馬区立の避難拠点は小・中学校、98校です。阪神・淡路大震災の被害や、避難の状況から、練馬区で独自に定めたものが避難拠点です。区立の小・中学校では、地域での災害時の活動拠点にもなることから、単に「避難所」や「避難場所」と呼ばずに「避難拠点」と名付けています。 避難拠点は、震度５弱以上の地震が起きて、学校の建物が安全な場合に、「避難拠点要員」により開設され、「避難拠点運営連絡会」の協力を受けながら、避難者の受け入れや在宅避難者への支援を行います。

●食料・水・生活必需品の配給　Distribution of food.water and necessities
●避難生活場所の提供　Offer of shelter
●簡単な手当や健康相談　Basic medical treatment and health counseling
●災害に関する情報の提供　Disaster information
●被災者のための相談　Counseling for victims